二級ボイラー技士過去問 令和6年10月 問20

ボイラー補給水処理における単純軟化法に関する装置として、適切でないものは次のうちどれか。

  1. 軟化装置は、強酸性陽イオン交換樹脂を充塡したNa塔に補給水を通過させるものである。
  2. 軟化装置は、水中のカルシウムやマグネシウムを除去することができる。
  3. 軟化装置による処理水の残留硬度は、臨界点を超えると著しく増加する。
  4. 軟化装置の強酸性陽イオン交換樹脂の交換能力が低下した場合は、一般に食塩水で再生を行う。
  5. 軟化装置の強酸性陽イオン交換樹脂は、1年に1回程度、鉄分による汚染などを調査し、樹脂の洗浄及び補充を行う。

正解 3

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解説

選択肢1

軟化装置は、強酸性陽イオン交換樹脂を充塡したNa塔に補給水を通過させるものである。

選択肢2

軟化装置は、水中のカルシウムやマグネシウムを除去することができる。

選択肢3

軟化装置による処理水の残留硬度は、臨界点を超えると著しく増加する。

軟化装置による処理水の残留硬度は、貫流点を超えると著しく増加する。

詳細» 軟化装置

選択肢4

軟化装置の強酸性陽イオン交換樹脂の交換能力が低下した場合は、一般に食塩水で再生を行う。

選択肢5

軟化装置の強酸性陽イオン交換樹脂は、1年に1回程度、鉄分による汚染などを調査し、樹脂の洗浄及び補充を行う。

正解

適切でないものは「3」です。

正解:3

試験科目解説リンク

軟化装置