ボイラーの通風に関して、適切でないものは次のうちどれか。
- 炉及び煙道を通して起こる空気及び燃焼ガスの流れを、通風という。
- 煙突によって生じる自然通風力は、煙突内ガスの密度と外気の密度との差に煙突の高さを乗じたものである。
- 押込通風は、一般に、常温の空気を取り扱い、所要動力が小さいので広く用いられている。
- 誘引通風は、比較的高温で体積の大きな燃焼ガスを取り扱うので、炉内の気密が不十分であると燃焼ガスが外部へ漏れる。
- 平衡通風は、通風抵抗の大きなボイラーでも強い通風力が得られる。
正解 4
解説
選択肢1
通風の定義になります。
選択肢2
自然通風力=｜煙突内ガスの密度 – 外気の密度｜x 煙突の高さ
選択肢3
押込通風の特徴です。
選択肢4
押込通風は、比較的高温で体積の大きな燃焼ガスを取り扱うので、炉内の気密が不十分であると燃焼ガスが外部へ漏れる。
詳細» 通風
選択肢5
平衡通風の特徴です。