伝熱面積の計算

二級ボイラー技士試験「関係法令」について解説しています。

本ページでは、伝熱面積の計算について問う問題を取り扱います。

これは覚えよう!

基本は、そのままの伝熱面積を使用すれば良いですが、「電気ボイラー」、「廃熱ボイラー」、「貫流ボイラー」については計算が必要です。

電気ボイラー

令和5年12月18日に電気ボイラーの伝熱面積算定方法の見直しがされ算定方法が変わっています。現在は最大電力設備容量 ÷ 60が正しい算定方法です。過去問とは算定方法が違うことに注意しましょう

最大電力設備容量 ÷ 60(改正後) … 今後の試験問題

最大電力設備容量 ÷ 20(改正前) … 過去問

» 伝熱面積の算定方法

廃熱ボイラー

伝熱面積 ÷ 2

貫流ボイラー

伝熱面積 ÷ 10

過去問で修得

令和4年4月 問35

次のボイラーを取り扱う場合、法令上、算定される伝熱面積が最も大きいものはどれか。
ただし、他にボイラーはないものとする。

  1. 伝熱面積が15m2の鋳鉄製温水ボイラー
  2. 伝熱面積が20m2の炉筒煙管ボイラー
  3. 最大電力設備容量が450kWの電気ボイラー
  4. 伝熱面積が240m2の貫流ボイラー
  5. 伝熱面積が50m2の廃熱ボイラー

正解 5

関連問題

ボイラー取扱作業主任者の選任