使用を廃止したボイラーの再設置

二級ボイラー技士試験「関係法令」について解説しています。

本ページでは、使用を廃止したボイラーの再設置について問う問題を取り扱います。

これは覚えよう!

ボイラーの再設置の手順は以下の通りです。

使用検査 → 設置届 → 落成検査

「使用を廃止したボイラーだから、まずは使用するために使用検査をする。」と覚えよう!

あと落成検査は最後にやるものだから、選択肢は限られてくるね。

過去問で修得

令和5年10月 問31

使用を廃止したボイラー(移動式ボイラー及び小型ボイラーを除く。)を再び設置する場合の手続きの順序として、法令の内容と一致するものは次のうちどれか。
ただし、計画届の免除認定を受けていない場合とする。

  1. 設置届  → 使用検査 → 落成検査
  2. 設置届  → 使用検査 → 性能検査
  3. 使用検査 → 構造検査 → 設置届
  4. 使用検査 → 設置届  → 落成検査
  5. 溶接検査 → 構造検査 → 落成検査

正解 4

令和2年10月 問37

使用を廃止したボイラー(移動式ボイラー及び小型ボイラーを除く。)を再び設置する場合の手続きの順序として、法令上、正しいものは次のうちどれか。
ただし、計画届の免除認定を受けていない場合とする。

  1. 使用検査 → 構造検査 → 設置届
  2. 使用検査 → 設置届  → 落成検査
  3. 設置届  → 落成検査 → 使用検査
  4. 溶接検査 → 使用検査 → 落成検査
  5. 溶接検査 → 落成検査 → 設置届

正解 2

関連問題

ボイラーの検査及び検査証