二級ボイラー技士試験「ボイラーの取扱いに関する知識」について解説しています。
本ページでは、ボイラー水中の不純物について問う問題を取り扱います。
これは覚えよう!
この問題は不純物の特徴を抑えましょう。
O2 CO2
- 溶存しているO2は、鋼材の腐食の原因となる。
- 溶存しているCO2は、鋼材の腐食の原因となる。
❌️この記述は間違いです!
- 溶存気体のCO2は、鋼材にアルカリ腐食を発生させる。
スラッジ
- スラッジは、溶解性蒸発残留物が濃縮され、ドラム底部などに沈積した軟質沈殿物である。
スケール
- スケールは、溶解性蒸発残留物が濃縮されて析出し、管壁などの伝熱面に固着したものである。
- スケールの熱伝導率は、炭素鋼の熱伝導率より低い。

スラッジとスケールを逆に覚えないようにしましょう。

スチーム式加湿器にこびりついてるのがスケールだね!

練習問題
問題:ボイラー水中の不純物について、次の記述は正しいか。⭕または❌で答えてください。答えは▶を押してください。
Q:スラッジは、溶解性蒸発残留物が濃縮されて析出し、管壁などの伝熱面に固着したものである。
💡解説:スラッジは軟質沈殿物、スケールは壁面に固着したものです。
過去問で修得
令和5年10月 問19
ボイラー水中の不純物について、適切でないものは次のうちどれか。
- 溶存しているO2は、鋼材の腐食の原因となる。
- 溶存しているCO2は、鋼材の腐食の原因となる。
- スケールは、溶解性蒸発残留物が濃縮され、ドラム底部などに沈積した軟質沈殿物である。
- 懸濁物には、りん酸カルシウムなどの不溶物質、エマルジョン化された鉱物油などがある。
- スケールの熱伝導率は、炭素鋼の熱伝導率より低い。
正解 3
令和4年10月 問17
ボイラー水中の不純物について、誤っているものは次のうちどれか。
- スラッジは、溶解性蒸発残留物が濃縮されて析出し、管壁などの伝熱面に固着したものである。
- 懸濁物には、りん酸カルシウムなどの不溶物質、エマルジョン化された鉱物油などがある。
- 溶存しているO2は、鋼材の腐食の原因となる。
- 溶存しているCO2は、鋼材の腐食の原因となる。
- スケールの熱伝導率は、炭素鋼の熱伝導率より著しく低い。
正解 1