重油燃焼

二級ボイラー技士試験「燃料及び燃焼に関する知識」について解説しています。

本ページでは、重油燃焼の特徴について問う問題を取り扱います。

これは覚えよう!

試験では、重油燃焼の特徴を覚えましょう。

  • 急着火及び急停止の操作が容易である。
  • 小さな量の過剰空気で、完全燃焼させることができる。
  • ボイラーの負荷変動に対して、応答性が優れている。
  • 燃焼温度が高いため、ボイラーの局部過熱及び炉壁の損傷を起こしやすい。
  • すすやダストの発生が少ない。
  • クリンカの発生が少ない。

❌️この記述は間違いです!

  • 完全燃焼させるときに、より大きな量の過剰空気が必要となる。
  • 燃焼温度が低いため、ボイラーの局部過熱及び炉壁の損傷を起こしにくい
  • すすやダストの発生が多い

過去問で修得

令和4年10月 問21

ボイラーにおける石炭燃焼と比較した重油燃焼の特徴として、誤っているものは次のうちどれか。

  1. 完全燃焼させるときに、より大きな量の過剰空気が必要となる。
  2. ボイラーの負荷変動に対して、応答性が優れている。
  3. 燃焼温度が高いため、ボイラーの局部過熱及び炉壁の損傷を起こしやすい。
  4. クリンカの発生が少ない。
  5. 急着火及び急停止の操作が容易である。

正解 1

令和4年4月 問25

ボイラーにおける石炭燃焼と比較した重油燃焼の特徴として、誤っているものは次のうちどれか。

  1. 小さな量の過剰空気で、完全燃焼させることができる。
  2. ボイラーの負荷変動に対して、応答性が優れている。
  3. 燃焼温度が低いため、ボイラーの局部過熱及び炉壁の損傷を起こしにくい。
  4. 急着火及び急停止の操作が容易である。
  5. すすやダストの発生が少ない。

正解 3

令和3年4月 問25

ボイラーにおける石炭燃焼と比べた重油燃焼の特徴に関するAからDまでの記述で、正しいもののみを全て挙げた組合せは、次のうちどれか。

  1. 完全燃焼させるときに、より多くの過剰空気量を必要とする。
  2. ボイラーの負荷変動に対して、応答性が優れている。
  3. 燃焼温度が高いため、ボイラーの局部過熱及び炉壁の損傷を起こしやすい。
  4. クリンカの発生が少ない。
  1. A, B
  2. A, C, D
  3. B, C
  4. B, C, D
  5. B, D

正解 4