一次空気及び二次空気

二級ボイラー技士試験「燃料及び燃焼に関する知識」について解説しています。

本ページでは、一次空気及び二次空気について問う問題を取り扱います。

これは覚えよう！

一次空気は、燃料の初期燃焼を支え、燃焼を開始するために必要な酸素を供給します。二次空気は、一次燃焼が進んだ後に供給され、燃料と空気の混合を改善して完全燃焼を実現します。

燃焼方式別に表にまとめました。

一次空気は燃料の初期燃焼をサポートして、二次空気はその後の完全燃焼を助けるんだって。燃焼がうまくいくためには、これらの空気をうまく使い分けるのが大事なんだね。

過去問で修得

令和5年10月 問29

次の文中の（　）内に入れるAからCまでの語句の組合せとして、適切なものは（1）～（5）のうちどれか。

「（A）燃焼における（B）は、燃焼装置にて燃料の周辺に供給され、初期燃焼を安定させる。また、（C）は、旋回又は交差流によって燃料と空気の混合を良好に保ち、燃焼を完結させる。」

令和4年10月 問27

次の文中の（　）に入れるAからCまでの語句の組合せとして、適切なものは1〜5のうちどれか。

「（A）燃焼における一次空気は、燃焼装置にて燃料の周辺に供給され、（B）を安定させる。また、二次空気は、（C）によって燃料と空気の混合を良好に保ち、燃焼を完結させる。」

令和4年4月 問29

ボイラーの燃焼における一次空気及び二次空気について、誤っているものは次のうちどれか。

1. 油・ガスだき燃焼における一次空気は、噴射された燃料の周辺に供給され、初期燃焼を安定させる。
2. 油・ガスだき燃焼における二次空気は、旋回又は交差流によって燃料と空気の混合を良好にして、燃焼を完結させる。
3. 微粉炭バーナ燃焼では、一般に、一次空気と微粉炭は予混合されてバーナに供給され、二次空気はバーナの周囲から噴出される。
4. 火格子燃焼における二次空気は、燃料層上の可燃性ガスの火炎中に送入される。
5. 火格子燃焼における一次空気と二次空気の割合は、二次空気が大部分を占める。

令和3年10月 問29

ボイラーの燃焼における一次空気及び二次空気について、誤っているものは次のうちどれか。

1. 油・ガスだき燃焼における一次空気は、噴射された燃料の周辺に供給され、初期燃焼を安定させる。
2. 油・ガスだき燃焼における二次空気は、旋回又は交差流によって燃料と空気の混合を良好にして、燃焼を完結させる。
3. 微粉炭バーナ燃焼における二次空気は、微粉炭と予混合してバーナに送入される。
4. 火格子燃焼における一次空気は、一般の上向き通風の場合、火格子下から送入される。
5. 火格子燃焼における二次空気は、燃料層上の可燃性ガスの火炎中に送入される。

令和3年4月 問29

ボイラーの燃焼における一次空気及び二次空気について、誤っているものは次のうちどれか。

1. 油・ガスだき燃焼における一次空気は、噴射された燃料の周辺に供給され、初期燃焼を安定させる。
2. 微粉炭バーナ燃焼における二次空気は、微粉炭と予混合してバーナに送入される。
3. 火格子燃焼における一次空気は、一般の上向き通風の場合、火格子下から送入される。
4. 火格子燃焼における二次空気は、燃料層上の可燃性ガスの火炎中に送入される。
5. 火格子燃焼における一次空気と二次空気の割合は、一次空気が大部分を占める。

令和2年4月 問30

次の文中の（　）内に入れる A から C までの語句の組合せとして、正しいものは次のうちどれか。

「（A）燃焼における（B）は、燃焼装置にて燃料の周辺に供給され、初期燃焼を安定させる。また、（C）は、旋回又は交差流によって燃料と空気の混合を良好に保ち、燃焼を完結させる。」