燃料遮断弁の作動原因

二級ボイラー技士試験「ボイラーの取扱いに関する知識」について解説しています。

本ページでは、ボイラーの燃料遮断弁が作動する原因について問う問題を取り扱います。

これは覚えよう!

以下の場合において、ボイラーの破裂・損傷を防ぐために燃料遮断弁が作動し、燃料の供給を停止します。

蒸気圧力の過昇

過昇した圧力はボイラーの構造に対して過大なストレスをかけ、最悪の場合はボイラーの破裂や爆発を引き起こす可能性があります。

低水位

水位が低くなると、加熱部分が乾燥し、ボイラーの損傷や火災の危険性が高まります。

不着火

燃料が着火しない状態が続くと、燃焼が行われず、ボイラーが正常に運転できません。この状態が長く続くと、燃料が不完全に燃焼するリスクや設備の損傷のリスクが高まります。

異常消火

燃焼が突然消えると、ボイラーが急に冷却されることで、燃焼システムやボイラー内部にストレスがかかります。

送風量の低下

十分な送風量がないと、燃焼が不完全になり、ボイラーの効率が低下するだけでなく、過熱や未燃焼ガスの蓄積の危険があります。

過去問で修得

令和5年10月 問15

ボイラーの燃焼安全装置の燃料遮断弁が作動する原因となる場合として、適切でないものは次のうちどれか。

  1. 蒸気圧力が過昇した。
  2. 高水位である。
  3. 不着火だった。
  4. 異常消火した。
  5. 送風量が低下した。

正解 2