燃料油用遮断弁の故障原因

二級ボイラー試験「ボイラーの取扱いに関する知識」について解説しています。

本ページでは、燃料油用遮断弁の故障原因について問う問題を取り扱います。

これは覚えよう!

燃料油用遮断弁の故障原因となるものは以下の通りです。

  • 燃料中の異物が弁にかみ込んでいる。
  • 弁座が変形又は損傷している。
  • 弁棒が曲がったり折損している。
  • ばねが折損している。
  • 電磁コイルが焼損している。
  • 電磁コイルの絶縁性能が低下している。

❌️間違った記述

  • バイメタルが損傷している。
  • ダイヤフラムが損傷している。

バイメタルとダイヤフラムが適切でないって覚えるのもいいかも!

過去問で修得

令和2年4月 問17

ボイラーの燃焼安全装置の燃料油用遮断弁のうち、直接開閉形電磁弁の遮断機構の故障の原因となる場合として、適切でないものは次のうちどれか。

  1. 燃料中の異物が弁にかみ込んでいる。
  2. 弁座が変形又は損傷している。
  3. 電磁コイルの絶縁性能が低下している。
  4. バイメタルの接点が損傷している。
  5. ばねが折損している。

正解 4